てむ―ちむ[天無地無] <造語> (命名で離れた天と地を合す事から)境界を無にする意。 「――に描く」

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2024/04/26

詩 14

心を切って

口に放り込めば

伝わるのだろうか

さぁ、呑んで

[0回]

2012/09/18 詩 Comment(0)

詩 13

押さえつけて
いつか壊れるのを待ってた
行列を成した奴らが
ぶちまけていた

絡みついた髪のような
残像が残る頭を掴み
最後に世界で塞がれる

燃やされた桜も
埋められた海も
どうしようもないじゃない

絡みついた髪はただ
白い壁を鳴らし続けた
最期は世界で塞がれて
染み渡らせるのだ

押さえつけて
いつか壊れるのを待ってた
行列を成した奴らが
ぶちまけていた

[0回]

2012/09/14 詩 Comment(0)

詩 12

欲しくないものを
片っ端から蹴散らせば
割れて散らばりを見せてく
片っ端から壊してしまえば
痛みは失くなると思った

蹴散らした後なんだか
全てを抱きしめてみたりして
本当は望んでいたものばかり
片っ端から壊してしまったら
愛おしさに泣いていた

[0回]

2012/09/10 詩 Comment(0)

詩 11

かけあしで探している


手のひらを返す水たまりに


埋もれる光をかき集める


消えていく声を撃ちながら


あげた虹は白い

[0回]

2012/06/12 詩 Comment(0)

詩10

いくつもの虚像は

のしあがる私達で

語り尽くせないほど

くだらなさを噛み切って

赤いまみれた口で乞う



君は笑えているだろうか

[0回]

2012/06/05 詩 Comment(0)